【松戸市】自律神経の乱れで不眠になる原因とは?眠れない理由を心理学・脳科学・東洋医学から解説

2026.06.26

「疲れているのに眠れない…」そんな経験はありませんか?

  • 布団に入っても頭の中が止まらない

  • 夜中に何度も目が覚める

  • 朝早く目が覚めてしまう

  • 寝ても疲れが取れない

このような症状が続くと、「睡眠不足だから仕方ない」と考えてしまう方が多いです。

しかし実際は、睡眠そのものが悪いのではなく、自律神経が乱れていることが原因になっているケースが少なくありません。

私は23年以上、数多くの不眠や自律神経の患者さんを施術してきました。

その中で感じるのは、「眠れない人ほど頑張り屋で、常に脳が仕事をしている」という共通点です。

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自律神経とは?

自律神経とは、自分の意思とは関係なく身体を24時間コントロールしている神経です。

代表的なのが次の2つです。

交感神経
・活動モード
・緊張
・集中
・ストレスへの対応

副交感神経
・休息モード
・睡眠
・回復
・消化吸収

日中は交感神経が優位になり、夜になると副交感神経へ切り替わることで自然と眠気が訪れます。

しかし、この切り替えがうまくできない状態が「自律神経の乱れ」です。


なぜ自律神経が乱れると不眠になるのでしょうか?

心理学では、人は危険を感じると脳が常に警戒モードになります。

これは**扁桃体(へんとうたい)**という脳の部位が関係しています。

扁桃体は恐怖や不安を感じるセンサーです。

仕事のストレス

人間関係

将来への不安

SNSの情報

睡眠への焦り

これらを危険だと認識すると、交感神経が働き続けます。

すると、

「眠らなければ」

「また今日も眠れないかも」

という考えがさらに不安を生みます。

これを心理学では予期不安と呼びます。

予期不安が続くほど脳は危険だと判断し、交感神経はさらに興奮します。

つまり、

眠ろうと頑張るほど眠れなくなる

という悪循環が起こるのです。


脳科学から見る不眠

脳には命を守る仕組みがあります。

危険がある時は眠るよりも「起きていた方が安全」と判断します。

そのため、

  • 心拍数が上がる

  • 呼吸が浅くなる

  • 首や肩に力が入る

  • 血圧が上がる

という状態になります。

整体で首や肩が非常に硬くなっている方が多いのも、この反応が関係しています。

首には自律神経が集中しているため、筋肉の緊張が続くことでさらに睡眠の質が低下する悪循環になります。


東洋医学ではどう考えるのでしょうか?

東洋医学では、不眠は「心(しん)」や「肝(かん)」の働きが乱れることで起こると考えます。

特にストレスが多い人は、

気滞(きたい)

という「気」の流れが悪い状態になります。

さらに疲労が続くと

気血不足(きけつぶそく)

となり、脳へ十分な栄養が届きにくくなります。

その結果、

  • 寝付きが悪い

  • 眠りが浅い

  • 夢をよく見る

  • 夜中に目が覚める

といった症状が現れやすくなります。


放置するとどうなるのでしょうか?

「少し眠れないだけ」と軽く考えていると、さまざまな不調につながる可能性があります。

例えば、

  • 慢性的な疲労

  • 頭痛

  • めまい

  • 耳鳴り

  • 肩こり・首こり

  • 腰痛

  • 集中力の低下

  • イライラしやすくなる

  • 免疫力の低下

さらに、不眠が続くと「眠れないこと自体」がストレスとなり、症状が長引きやすくなります。


今日からできる対策

① 「眠らなければ」と考えない

睡眠は頑張って取るものではありません。

「今日は横になって休むだけでも十分」

このくらいの気持ちの方が副交感神経は働きやすくなります。


② 深呼吸を習慣にする

4秒吸って、6〜8秒かけてゆっくり吐く呼吸を5分続けてみましょう。

吐く時間を長くすることで、副交感神経が優位になりやすくなります。


③ 首を温める

首周りには自律神経が集中しています。

ホットタオルや入浴で首を温めるだけでも筋肉の緊張が和らぎ、リラックスしやすくなります。


④ スマートフォンを見る時間を減らす

寝る直前までスマートフォンを見ると、脳は活動モードのままになります。

就寝30〜60分前はスマートフォンを控え、本や音楽などでゆっくり過ごす時間を作りましょう。


整体・鍼灸でできること

当院では、不眠を「睡眠だけの問題」とは考えていません。

首や肩の筋肉の緊張、姿勢、自律神経のバランス、そして心理的ストレスまで含めて全身を評価します。

鍼灸ではツボを刺激して気血の流れを整え、整体では首や背骨の動きを改善することで、副交感神経が働きやすい状態を目指します。

眠れない原因は一人ひとり異なります。

だからこそ、身体だけでなく脳や心の状態まで含めて考えることが大切です。

もし「薬を飲んでも眠れない」「何年も睡眠の悩みが続いている」という方は、身体から自律神経を整えるという選択肢も考えてみてください。

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