【松戸市北松戸】座ってから立つと腰が痛い…立ち上がりの腰痛を根本改善する体の使い方

2026.04.13

①立ち上がる瞬間の「あの痛み」にお悩みではありませんか?

デスクワークで長時間パソコンに向かった後、いざ椅子から立ち上がろうとした瞬間に「ズキッ!」と腰に鋭い痛みが走り、思わず動きが止まってしまった経験はありませんか?

・「しばらく腰が真っ直ぐに伸びず、前かがみのまま歩いてしまう」

・「朝、布団やベッドから起き上がる時に腰が固まっていてツラい」

・「長時間の車の運転後、車から降りる動作が一番怖くて憂鬱だ」

・「床やソファーに座っていて、スッと立ち上がることができない」

このような「立ち上がり時の腰痛」や「動作の切り替え時の痛み」は、日常生活において非常に大きなストレスとなります。痛みが怖くて動くのが億劫になり、結果的にさらに体が硬くなってしまうという悪循環に陥っている方も少なくありません。「少し動けば痛みが和らぐから…」と我慢しているうちに、症状が徐々に悪化していくケースも多々見受けられます。

② 立ち上がり動作の主役は「腰」ではなく「股関節と膝」

「腰が痛いから、腰の筋肉が悪いのだろう」と考えがちですが、実は立ち上がる時に腰が痛む原因の多くは、腰そのものにはありません。根本的な原因は、股関節と膝関節の「連動不足」と「筋力のサボり」にあります。

立ち上がるという動きを解剖学的に観察すると、上半身の形はそれほど大きく変化していません。最も大きくダイナミックに動かさなければならないのは「大腿骨(太ももの骨)」を中心とした下半身の関節です。本来、私たちが立ち上がる時には、以下の2つの大きな関節と筋肉が主役として働きます。

・股関節: お尻の大きな筋肉(大臀筋など)を使い、上半身を力強く起こす。

・膝関節: 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を使い、膝をしっかり伸ばす。

この2つの関節がバランスよく「100」の力を出し合えば、腰にはほとんど負担がかかりません。しかし、長時間のデスクワークなどで座りっぱなしの姿勢が続くと、股関節の前側にある筋肉(腸腰筋)が縮こまって固まり、お尻の筋肉(大臀筋)は使われずにサボった状態になってしまいます。

股関節と膝の筋力がうまく働かず「0」の状態になってしまったとしましょう。それでも人間は立ち上がらなければならないため、不足している「100」のパワーを別の場所で補おうとします。それが、本来は姿勢を保つための補助的な役割である「腰の筋肉(脊柱起立筋など)」なのです。

細い腰の筋肉が、本来の何倍もの力で無理やり体を持ち上げようとして頑張りすぎてしまうため、筋肉が異常に緊張し、「痛くて伸びない」「ズキッとする」という症状として現れるのです。

 

③ 我慢し続けると「ぎっくり腰」や「坐骨神経痛」の引き金に

 

「時間が経てば動けるようになるから」と、この状態を放置するのは非常に危険です。

腰の筋肉(脊柱起立筋など)が常に他の関節の分まで過労状態になっているため、筋肉の疲労は日々蓄積されていきます。その結果、ある日突然ちょっとした動作(顔を洗う、靴下を履くなど)で強い負荷に耐えきれなくなり、「魔女の一撃」とも呼ばれる【ぎっくり腰(急性腰痛)】を引き起こす可能性が極めて高まります。

さらに、筋肉の緊張が慢性化すると、背骨や骨盤のゆがみを引き起こし、椎間板や神経に過度な圧力がかかり始めます。これが進行すると、お尻から足にかけて強いしびれや痛みが出る【坐骨神経痛】や、歩行が困難になる【脊柱管狭窄症】、さらには【椎間板ヘルニア】といった重篤な症状へと発展するリスクが潜んでいます。早期に「正しい体の使い方」を取り戻すことが、未来の重症化を防ぐ最大の防御策となります。

 

④ 東洋医学的な考え:「気・血」の滞りと「腎」の衰え

当院では、解剖学や運動学といった西洋医学的な視点だけでなく、東洋医学の観点からも腰痛にアプローチします。東洋医学には「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。これは「気(エネルギー)や血(血液)の巡りが滞ると痛みが生じる」という意味です。

長時間座りっぱなしでいることは、骨盤周りの血流を著しく悪化させ、「血瘀(けつお)」というドロドロの滞り状態を生み出します。これが筋肉の硬結(コリ)や痛みの原因となります。

また、東洋医学において「腰は腎の府」と呼ばれ、生命力や老化をつかさどる「腎(じん)」という臓腑と深い関わりがあります。疲労の蓄積、睡眠不足、冷え、あるいは加齢によって腎のエネルギーが低下する(腎虚:じんきょ)と、腰回りを支える力が弱くなり、立ち上がり時などのふとした動作で痛みが出やすくなると考えられています。鍼灸治療によって気血の巡りを改善し、腎の働きを助けることで、体の内側からも腰痛を改善に導きます。

 

⑤ セルフケア:自宅でできる!連動性を取り戻す簡単ストレッチ

腰に負担をかけない「股関節と膝の連動」を取り戻すために、自宅や職場で簡単にできるセルフケアをご紹介します。痛みのない範囲で、毎日少しずつ続けてみてください。

【1. 腸腰筋(股関節の前側)のストレッチ】

座りっぱなしで縮んだ股関節の前側を伸ばします。

  1. 床に片膝立ちになります。(膝が痛い場合はタオルを敷いてください)

  2. 立てている足の膝に両手を置き、ゆっくりと体重を前方に移動させます。

  3. 後ろに残した足の「脚の付け根(股関節の前側)」がじんわり伸びているのを感じながら、深呼吸をして20〜30秒キープします。

  4. 左右両方行います。

 

【2. ハムストリングス(太もも裏)のストレッチ】

太もも裏が硬いと骨盤が後傾し、腰に負担がかかります。

  1. 仰向けに寝転がります。

  2. 片足の裏にフェイスタオルを引っかけ、両手でタオルの端を持ちます。

  3. 膝をなるべく伸ばしたまま、タオルを手前に引き寄せ、太ももの裏からふくらはぎを伸ばします。

  4. 痛気持ちいいところで20秒キープ。左右行います。

 

【3. 腰に負担をかけない「正しい立ち上がり方」】

ストレッチだけでなく、動作のコツを覚えることも重要です。

・立ち上がる前に、少し浅く座り直します。

・足の裏全体を床にしっかりつけ、手は太ももの上に置きます。

・「お辞儀」をするように上半身を前傾させ、鼻先が膝よりも前に来るようにします。

・足の裏(特にかかと)で床をグッと押し出すようにして、お尻の力を使って真上に立ち上がります。

 

⑥ 当院の施術:「理論に基づく」根本改善への3ステップ

松戸市・北松戸周辺で、長引く腰痛や立ち上がり時の痛みにお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では「痛いところ(腰)をただ揉むだけ」の施術はいたしません。連動性を正常化させるために、以下の順番で緻密なアプローチを行います。

ステップ1:深部の筋を緩める(手技・鍼灸)

股関節の前側(腸腰筋)や太ももの裏(ハムストリングス)、お尻の筋肉がカチカチに硬い状態では、関節が正常に動きません。まずは的確な手技と、深部に届く鍼灸施術を用いて、頑固な筋肉の緊張と血流不足をしっかりと解消し、関節が動く準備を整えます。

ステップ2:関連筋にスイッチを入れる(活性化)

筋肉を緩めるだけでは、体を支える力は戻りません。長年サボっていて力が入らなくなっている大臀筋や大腿四頭筋に軽い刺激を与え、「しっかり働け!」と脳の神経回路にスイッチを入れ、正しく筋肉が収縮できる状態を作ります。

ステップ3:正しい身体の使い方を体に覚え込ませる

最終的には、日常生活で再び腰を痛めないための動作指導(運動療法)を行います。痛みの出ない正しいスクワット動作などを通じて、股関節と膝が「同時に、適切な角度で」連動して動くように、脳と体に正しい動きの感覚を上書き保存させます。

解剖生理学・運動学に基づいた正確な評価(見立て)と、この3つのステップを確実に行うことが、痛みを繰り返さない「完治」への最大の近道です。

 

 

 

⑦ よくある質問(FAQ)

Q1. 腰が痛くて真っ直ぐ立てない状態でも施術を受けられますか?

A. はい、もちろんです。痛みが強い急性期や、姿勢を伸ばせない状態の場合は、無理な姿勢での施術は行いません。横向きや仰向けなど、一番楽な姿勢で安全にアプローチを行い、まずは強い痛みを鎮める処置を優先いたします。

Q2. 鍼灸治療は痛くないですか?

A. 当院で使用する鍼(はり)は、髪の毛ほどの非常に細いものです。注射針のような痛みはなく、「トントン」と優しく叩かれるような感覚や、ツボに入った時の「ズーン」とした心地よい響きを感じる程度ですので、鍼が初めての方もご安心ください。

Q3. 根本的に治すにはどれくらいの期間・回数がかかりますか?

A. 症状の深さや生活習慣によって個人差はありますが、筋肉の細胞が入れ替わり、脳が正しい動作を覚えるまでには一定の期間が必要です。最初は週1〜2回のペースで集中的に施術を行い、痛みが落ち着いてきたら徐々に間隔を空けていき、トータルで2〜3ヶ月を目安に根本改善と再発防止を目指す方が多いです。

 

⑧ 痛みを我慢せず、本来の「動ける喜び」を取り戻しましょう

「椅子から立ち上がるのが怖い」「朝起きるのがツラい」という毎日は、心にも体にも大きな負担をかけます。しかし、今回お伝えしたように、腰痛は単なる「結果」であり、本当の原因である「股関節と膝の連動不足」を正しく解消すれば、年齢に関係なく身体は確実に応えてくれます。

「歳だから」「職業柄しょうがないから」と諦める前に、まずはご自身の身体の現状を正しく知ることから始めてみませんか?

千葉県松戸市・北松戸エリアで「どこに行っても良くならない腰痛」でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。あなたの身体が本来持っている「気兼ねなく動ける喜び」を取り戻すために、私たちが全力でサポートいたします!

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